関西の人の大切な足、阪急電鉄

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急電鉄は、関西ではなくてはならない大手私鉄会社です。

しかし、1995年の阪神・淡路大震災では大きな被害を受け、
線路、橋、駅舎など200か所近くの施設が被災。

運休を余儀なくされてしまいました。

阪急電鉄では、すぐに地震対策本部を設置。

やはり、神戸線の被害は甚大でした。

騒音や振動など、地域住民への負担を考えると、
工事が終わるまでにはかなりの時間がかかると考えられました。

ところが、現場では地域住民の思いもよらぬ温かい応援を受け、
作業が予想以上にはかどります。

騒音や振動に苦情が出るどころか、
「早くお願いします。がんばって下さい」と
関係者に激励を送る人もいたほどでした。

地域住民にとって、鉄道はなくてはならない存在だったのです。

その結果、2年から3年かかると考えられていた復旧工事は、
わずか5カ月で終わりました。

全線開通の日のことです。

最初に運転した電車の運転士さんは、
ある駅近くの線路沿いに予想外のものを見つけて驚きました>>>

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線開通の日、ある駅近くの線路沿いに幼稚園児たちが集まっていました。

そして、来た電車に向かい、何かが書かれた大きな紙を振ります。

その紙にはこう書いてありました。

「はんきゅうでんしゃ、ありがとう」

最初にこの光景を見た運転士は、思わず涙してしまったそうです。

その後の阪急電車は、通勤特急、通勤急行の運転など、
より便利なダイヤを加えたり、駅のバリアフリー化に早期に着手するなど、
むしろ震災を機に、さらなる成長を果たしたのです。

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