ハイウェイ脇で保護された犬、そこから離れなかった理由は

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の犬は、とても人懐っこく、他のレスキュー犬とは
明らかに違っていました。

キャシーさんは、アメリカ・テネシー州で動物のレスキュー施設を
運営しています。

広大な敷地内に捨てられたり、ドッグミルからレスキューされたり、
虐待を受けたりした動物が保護されています。

この場所に、キャシーさんが保護した一匹の犬がいます。

名前はエラ。メスのロットワイラーです。

エラは、がりがりに痩せていて、おそらく側溝の水を飲んで
生き永らえていたようでした。

施設に連れ帰ったエラが、他のレスキュー犬たちとは、
ちょっと違うことにキャシーさんは気がつきました。

エラの行動や性格を見ると、家族がいて愛されていた犬らしいと察します。

そしてエラがどういう理由でハイウェイ脇に住むようになったか、
調べてみることにしたのです。

エラが保護されたのは、ひどく交通量の激しい
ハイウェイに沿った道路端でした。

こんな交通量の多いハイウェイに動物を棄てるなんて、
あり得ないとキャシーさんは思いました。

しかし、この場所に限らず、実際は道路脇で遺棄された
動物を見ることは多いそうです。

発見された場所には、割れたガラスが散らばり、
テールライトなどが散乱していました。

偶然2週間ほど前に、
このあたりで交通事故があったことを思い出します。

エラが寝ていた場所を見つけました。

そこには歯ブラシや化粧品などが集められて、
まるで巣のようなスペースが作られていました。

キャシーさんは、エラが集めていたものを家に持ち帰りました。

シャンプー、歯磨き粉、歯ブラシ、キャンディー、リップスティック、
キャンドル、CDなど。

旅行の途中で事故に遭った車から散乱したものだと想像できます。

ロウソクの蓋にミッシェルという名前が書かれていました。

キャシーさんは、2週間前にこのあたりで
目撃した事故を思い出しました。

天井が押しつぶされ、逆さまになっている車。

車内から物が散乱しているのも見て取れます。

キャシーさんは、あんな大変な事故では、
きっと乗っていた人たちは助かっていないだろうと考えました。

そして、エラがそこに居た理由は、
事故で失った家族を待っているからに違いない…と思ったのです。

そこでエラのためにも謎を解きたいと警察に出向き、
事故の記録を調べました。

そこで分かったのは驚きの事実でした>>>

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んと家族は生きていたのです!

大怪我を負っていたものの、全員生存していたのです。

ロウソクの蓋にあったミッシェルは、
ママの名前だったことも分かりました。

そして涙の再会。

家族に飛びつき、うれしそうに赤ちゃんをペロペロなめるエラ。

まさかあの事故で助かるとは、家族自身も思っていなかったそうです。

事故直後、誰もエラの姿を見ておらず、
エラがまさか生きているとは想像もしていなかったようです。

きっとエラはこの再会のために、
事故現場を離れたくなかったのでしょう。

あの場所にいれば、
いつかきっと家族が戻って来てくれると信じて…

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