何かの力が離婚の危機を防いでくれた

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は以前、不思議な体験をしました。
正確に言うと私ではなく、夫が…
と言った方が正しいですが。

私たち夫婦は、数年前に離婚の危機にありました。

と言うのも、互いに仕事をしている共働きの夫婦で、
すれ違いの生活が多くなったせいか、
価値観がズレていったことが原因でした。

夫もそうですが、
私もバリバリの仕事人間だったことで、
うまくはけ口を見つけ出すこともできず、
そのような結果につながったのだと思います。

このままだと、お互いによくないし、
夫婦として「最良の機能」を果たせないまま、
人生を終えてしまうのではないか?

そんな疑問を抱いていた私は頭の片隅で、
「離婚」の文字を浮かべていました。

私は本当に夫が大好きで、愛していましたが、
妻として、家事を完璧にこなせていないことや、
夫へのサポートが不十分なことで、
罪悪感と自分への嫌悪感に苛(さいな)まれ
自分を責めていたのかもしれません。

「このままずるずる引き延ばせば、
 夫に迷惑をかけるばかり…」

そして、ついに夫に別れを切り出しました。

「離婚しましょ」と。

すると、即座に夫から返された言葉に、
私は言葉を失ってしまったのです。

夫は語り始めました>>>

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の話です。

「その前に…
 妊娠してるかもしれないよ、お前」

「・・・?」
言葉が出ず、あ然とする私。

こんな深刻な話をしているのに、
何でそんな冗談を言うのかしら?
と思ったからです。

夫は続けて言いました。

俺、何となく分かっていたんだ…
お前が別れたがっているのをさ。

最近、元気も無いし、楽しそうじゃなかったから…
俺、嫌われたな?って(笑)

もっと支えてあげなければいけないとは思いつつ、
仕事仕事で本当にごめんな。

でも、だからこそよけい不安だったけど、
最近いつもと違う”不思議な感覚 ”があったんだ。
第六感っていうのかな?

何だろうな、夢にも毎日出てくるんだよ。
俺たちの子供が逢いに来るんだ、夢の中へ。

だから、一度、いや明日にでも病院の検査を受けてみようよ。

そう言われましたが、私は正直なところ、
「そんなわけないでしょ」
そう思っていました。

妊娠すれば、男の夫より女の私がすぐに気づくはず。

でも、あまりにも切願されるので、
夫がそれで納得するならばと思い、
翌日、仕事前に一人で産婦人科へ行きました。

すると…

妊娠していたのです

本当に夫が言ったとおり、妊娠していたのです。

ちょうど5週目に入ったところでした。

私は放心状態から、
無意識にその場で泣き崩れてしまいました。

「なんで?なんで?」
と言って、ずっと泣いていました。

自分でもあまり記憶がないほど、
混乱していたのだと思います。

同時に、一方的に離婚を切り出した自分の身勝手さと、
そんな私を思ってくれていた夫の温かさ…

そして何より、
「彼の子供を授かれたこと」
に最高の幸せを感じたのも事実です。

私が気づかないのに、
男である夫が気づいたわが子の存在。

本当に言葉があるなら、
第六感とでも言えばいいのでしょうか。
私にとっては奇跡だと思いました。

もちろん、夫とは離婚などせず、
今も幸せに過ごしています。

その後、私は出産を機会に仕事を辞めましたが、
今は夫の後押しもあり、仕事に復帰できました。

もうすぐ7歳になるわが子は、
元気すぎるほどの男の子です。

夫の言葉と第六感的な何か、
そして何よりこのわが子がいてくれなければ、
私たち夫婦は離れていたでしょう。

夫婦は、元は赤の他人です。
でも、その赤の他人が結ばれて家族になるということは、
まだそこに何か不思議な力やご縁が存在するのかもしれません。

今、私のお腹には、二人目の命が宿っています。

2ちゃんねる 掲示板「不思議な体験」より

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