妻を亡くしたコメディアンの深いメッセージ

b080
ョージ・カーリンさんをご存じでしょうか?

日本ではあまり知る人のいないアメリカの有名人です。

放送禁止用語を多用したユーモア溢れる政治・社会批判、
また日本でもおなじみ『きかんしゃトーマス』の英語版ナレーションで、
一躍人気者になったコメディアンの方です。

カーリンさんは奥様を亡くした時、
人生について、また死について、深い感慨を覚えたそうです。

その時の思いを、牧師さんの説教を引用し、友人にメールを送りました。

そのメールの内容は、私たちの心の奥深くに入り込む「何か」があります。

いろいろ日常生活で迷いのただ中におられる方には、
あるいは一条の光となる言葉が見つかるかもしれません。

その一部をご紹介したいと思います。

ビルは空高くなったが 
人の気は短くなり、

高速道路は広くなったが 
視野は狭くなり、

お金を使ってはいるが 
得る物は少なく、

たくさん物を買っているが 
楽しみは少なくなっている。

家は大きくなったが 
家庭は小さくなり、

より便利になったが 
時間は前よりもない。

たくさんの学位を持っても 
センスはなく、
知識は増えたが 
決断することは少ない。

専門家は大勢いるが 
問題は増えている。

つづきの「詩」に興味ある方はこちらからどうぞ>>>

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

も増えたが 
健康状態は悪くなっている。
b081
飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し、 

笑うことは少なく、

猛スピードで運転し 

すぐ怒り、

夜更かしをしすぎて 
起きたときは疲れすぎている。

読むことは稀で 
テレビは長く見るが、
 
祈ることはとても稀である。

持ち物は増えているが 
自分の価値は下がっている。

喋りすぎるが、 
愛することは稀であるどころか
憎むことが多すぎる。

生計のたてかたは学んだが、 
人生を学んではいない。

長生きするようになったが 
長らく今を生きていない。

月まで行き来できるのに 
近所同士の争いは絶えない。

世界は支配したが 
内世界はどうなのか。

前より大きい規模のことはなしえたが 
より良いことはなしえていない。

空気を浄化し 
魂を汚し
原子核を分裂させられるが、
偏見は取り去ることができない。

急ぐことは学んだが、 
待つことは覚えず。

計画は増えたが 
成し遂げられていない。

たくさん書いているが 
学びはせず、

情報を手に入れ、 
多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている。

ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが、 
人格は小さく。

利益に没頭し 
人間関係は軽薄になっている。

世界平和の時代と言われるのに
家族の争いはたえず、

レジャーは増えても 
楽しみは少なく、

たくさんの食べ物に恵まれても
栄養は少ない。

夫婦でかせいでも 
離婚も増え、

家は良くなったが 
家庭は壊れている。

忘れないでほしい、
 
愛するものと過ごす時間を。

それは永遠には続かないのだ

忘れないでほしい、
 
すぐそばにいる人を抱きしめることを。

あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 
1円たりともかからない。

忘れないでほしい、

あなたのパートナーや愛する者に
心を込めて「愛している」と言うことを。

あなたの心からのキスと抱擁は
傷をいやしてくれるだろう。

忘れないでほしい、

もう逢えないかもしれない人の手を握り 
その時間を慈しむことを。

愛し 
話し 
あなたの心の中にある
かけがえのない思いを
分かち合おう。

人生はどれだけ
呼吸をし続けるかで
決まるのではない。

どれだけ
心のふるえる瞬間があるかだ。

ジョージ・カーリン

スポンサーリンク