三島由紀夫の対談を録音したテープが、
TBSで見つかりました。
1970年の2月というから、
自衛隊襲撃・自決事件の9カ月前の録音です。
52年前、流れてる音声のお話しを聞いても、
何を話してるのか意味が分からなかったと思います。
今、正確ではないけど、
三島さんが何を言おうとしてるのか、
分かる気がします。
「自分に肉体が無い時期というのは、”死”というのは、
外側にあったんです。
だけど肉体が出来たら、その中に”死”がちゃんと、
すわる場所を見つけたんです」
もともと、この人は胎児の頃の記憶がある、
と述べていました。
そのつながりで考えると、
この人は、魂と肉体とはもともとは別のもの。
肉体は有限だけど魂は永遠、
という考えだったように思われます。
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