本日、1月25日、正式に稀勢の里関に、
第72代横綱への伝達式が行われました。
いつの頃からか、伝達式の「口上」が
前もっての話題になりました。
どんな四文字熟語を使うんだろう?
との興味でした。
でも、四文字熟語が定型化すると、
どうも、とってつけた印象が先行し、
少々違和感をもってました。
…なんで普段、使いもしない言葉を
引っ張り出す必要があるんだろうと…。
しかし、本日の稀勢の里の「口上」は、良かったです。
立派でした。
今の自分の気持そのままに
「横綱の名に恥じないように精進します」との挨拶。
素朴で不器用なところがあるけれど、
これまで舐めた辛酸をじっと堪えた稀勢の里。
そんな思いが、このシンプルな挨拶に結実しており、
かえって感動を呼び起こしたのではないでしょうか。
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