ある音楽番組にゲスト出演したTOKIOの松岡昌宏さんが、
矢沢永吉さんの知られざるエピソードを明かしてくれました。
松岡さんは、かつて矢沢さんの自伝的なドラマ「成り上がり」で、
矢沢永吉役を演じたことがありました。
だから特に矢沢さんに心酔することひとしおなんです。
その音楽番組では、80年代の歌謡曲について語り合うのが
メインテーマでした。
山下達郎や松任谷由美など、
70年代に活躍したシンガーソングライターが、
80年代になると、アイドルに楽曲を提供するようになりました。
そのことにより、歌謡曲の音楽性が幅広くなって、
全体の進化に貢献したとの話題になりました。
その話題の流れで、松岡さんは、事務所の先輩である
マッチこと近藤真彦さんが矢沢永吉のファンで、
矢沢さんに楽曲提供のオファーを出した、
というエピソードを紹介しました。
結論から言うと、このオファーを矢沢さんは、
お断りすることにしました。
その断り方が、永ちゃんらしい言い方、
矢沢語録に残るようなカッコよさだったといいます。
後日、矢沢永吉さんは、近藤さんにお断りの電話を入れたそうです。
「あなたのことはよくテレビで拝見して、
すごく素晴らしいし、本当にかっこいいと思う。
あなたのこと好きです。
あなたに最高の曲を作りたい」
矢沢さんは、こう切り出したそうです。
しかし前述したように、結局はお断りをするのですが、
その理由として述べたひと言がこうだったのです>>>
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お断りの理由として述べたひと言がこうだったのです。
「ただごめんね。
最高の曲ができたら僕が歌いたいよね」
依頼を受けるからには、
あなたには最高の曲を作りたい。
だけど、自分もシンガーであるからには、
出来上がった最高の曲は自分が歌いたい。
あなたも最高だから、
二番、三番の曲を提供するわけにはいかない。
そんなふうに相手を尊重する気持ちも
言下に含ませているかのようです。
松岡さんも、その断り方にすっかりシビれたそうです。
その松岡さんの放送を聞いた永ちゃんファンは、
こんな感想を述べています。
「なんだこれ、ロック過ぎるだろ!さすが永ちゃん」
「他のヤツが言ったらウザイけど、永ちゃんならOK」
参考URL:https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=GdX3fsv2GZE