これは見てるだけで胸がズキーーンと痛みます。
1984年、センバツにて、清原と桑田を擁するPL学園。
それに対する九州宮崎の都城との戦いです。
この試合は準決勝、延長11回の場面です。
都城の投手 田口は強打のPLに対し、
11回まで5安打無失点の好投でした。
そして、この11回、桑田の何でもないライトフライでした。
アナウンサーまでが「アウト」を告げたとき、
ライト選手のグラブからは、ポロリとボールが転げ落ちました。
こんなことがあるんですね。高校野球には。
ライトの隈崎君は泣きじゃくります。
おそらくこのエラーは、いつまでもいつまでも、
彼の心の傷として尾を引いたのではないか、
と想像しますが…。
しかし、この隈崎君、次の夏の甲子園では、
名誉挽回のみごとなホームランを放っています。
今は50代であろう隈崎さん、
きっと甲子園には、深い深い思いがあることでしょう。
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