一見女の子のように見えるこの子、
実は8歳の男の子なんです。
名前は、Christian Mcphilamy(クリスチャン マクフィラミー)。
長いブロンドの髪は、なんと2年も前から伸ばし続けているものです。
その見た目によって、同級生から
「女の子!」とからかわれたり、
イジメのような扱いを受けたこともあったそうです。
しかし、それでも頑なに髪を伸ばし続けたクリスチャン君。
いったいなぜ彼は髪を伸ばし続けたのでしょうか?>>>
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きっかけは、6歳の時に見たテレビCMでした。
そのCMに映っていたのは、ガンを患い、
抗がん剤治療の副作用で、髪の毛が抜けてしまって
悩む子供たちの姿でした。
「子供たちへ無料でカツラを提供するために、
髪の毛の寄付をお願いします」
そのメッセージを見て、クリスチャン君は、
「僕も髪の毛を寄付したい!」と思ったのです。
しかし、当時の彼の髪は短く、
カツラにするには足りません。
そこで髪を伸ばすことに決めたのでした。
そんな息子のちょっと変わった行動に対し、お母さんは…
「この子は一度目標を決めたら、それを成し遂げるまで、
絶対に曲げません。
だから私は、息子の夢を応援してあげることに決めたんです。
だって、とても素敵なことでしょう」
出会う人に「娘さん?」と聞かれても動じることなく対応し、
息子をサポートしていました。
クリスチャン君自身も、からかわれたり、いじめられても
「もうやめる」と言ったことは一度もなかったそうです。
それだけではなく、
髪について指摘をされることがあれば、
悲しい気持をこらえて、
その理由を丁寧に説明したそうです。
そうして、2年以上伸ばした髪を
ようやく切る時がやってきました!
お父さんが切り、きれいに束ねられた髪の毛は、
無事「Children With HairLoss」に寄付されました。
サイトで、彼の行動が公表されるやいなや、
多くの人々が驚くとともに彼を賞賛!
たちまちニュースやネットで話題となり、
注目されるようになりました。
そんな心優しく、勇敢なクリスチャン君を、
からかう者なんて誰もいません。
寄付された髪の毛で作られたカツラは、
きっとクリスチャン君の強い意志が伝わり、
患者さんの心の支えとなることでしょう。