【オリンピック競技中の悲劇】しかし観客は立位の声援を

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1992年のバルセロナオリンピックでのことです。

イギリスのDerek Redmond選手は、
400メートル準決勝で重傷を負いました。

それでも、レースを中断したくない彼は、
足を引きずりつつゴールを目指します。

傷ついた彼の姿を見るに見かねて、
父親がトラックに駆け込みました。

父親の助けを借りてゴールを切ったことで、
失格と認定されましたが、65,000の観客はこの父子の姿に
スタンディングオベーションを送ったのでした。

さらにこのレース後のことです。

オリンピック精神のイラストとして、
この場面は、Visaの広告に使用され、
2008年には、Nikeの「Courage」コマーシャルで紹介されました。

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