その子は家が裕福ではなかったために、塾に通うことができませんでした。
そのため授業中はだれよりも集中し、
学校が終わったらすぐに家に帰っていきました。
その子の担任は彼女が成績が良いのは、
家に帰って一生懸命勉強しているからだと思っていました。
ある日その子が放課後、
担任の先生にどうしても分からないことがあると聞いてきました。
その時、先生は質問の答え以外に、
家庭での生活のことなどを、彼女に聞こうとしました。
「友達と遊ぶ時間も削って、なぜそんなに一生懸命勉強するの」
彼女は答えて言いました。
「家では特に勉強していません」
先生は少し驚きました。
だけど、本当に驚いたのは、それに続く彼女の言葉でした>>>
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家で「勉強」しているわけではないその子。
それでは、学校から早く自宅に帰って何をしているのでしょうか?
「あのね、私、お母さんにお勉強を教えてるの」
彼女のお母さんは、小さい頃家が貧しく、
満足に学校に通うことができなかったということでした。
そのため読み書きや計算があまりできません。
彼女が一生懸命勉強していたのは、自分が良い成績を取るためではなく、
お母さんに勉強を教えるためだったのです。
卒業するまでその子はずっと一番を保ったそうです。
出典元:2ちゃんねる・ちょっといい話
この話が実話なのかフィクションなのか、確認はとれていません。
しかし、この話が事実かどうかという確認よりも、
次のようなことがあり得る現実として、僕らの教訓になるように思います。
人は「自分」のためよりも、自分以外の誰かのために、力を尽くすとき、
より一層の集中力を発揮します。
まして、その「誰か」が、自分にとってかけがえのない「誰か」であるとき、
時に人は「奇跡」すら呼び込みます。
この女の子の場合、かけがえのないお母さんのための「勉強」。
小・中学校の頃の地道な反復(授業中の知識習得、帰宅後のリピート)は、
みんな出来るようで出来ていない。
みんなが出来そうで出来てないこと、それを毎日地道にやるだけでも、
人より秀でることになる。そんな教訓もまた示唆しているように思います。