今からおよそ60年前、昭和33年の3月31日に、
「売春防止法」というものが施工されました。
逆に言うと、売春自体は、それまで公に認められていたのです。
約370年もの長きに渡り続いた公娼制度の幕が閉じられました。
「娼婦」という語感には何とも言えない哀愁が漂います。
動画のニュースは、その歴史の幕が閉じるころの、
吉原や玉の井の、いわゆる女郎屋街の様子です。
おそらく好きでこの商売に身を沈めた女性ではない、
そんな人たちがお国の決める法律で、
明日から勝手に生きなさいと放り出される。
ニュースの解説で、彼女たちのことを
「更生の意欲も明日への希望も見いだせない」
などと解説してますが、随分失礼なヤツやなあと少し怒りました。
動画をどうぞ>>>
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