1994年12月のこのふたりの試合は、
前哨戦から世紀の一戦にふさわしいものでした。
史上初の日本人同士による王座統一戦と言われました。
両者壮絶な殴り合いによる流血が見られ、
特に辰吉は、網膜剥離の手術後が懸念されており、
終盤、流血により左目はほぼ見えていない状態でした。
決着は最終12ラウンドまでもつれた末、判定となりました。
試合は辰吉114ポイント、薬師寺115ポイントという
僅差の結果で薬師寺が勝利し、世紀の一戦は幕を閉じました。
激しい舌戦でも、勝負の後の辰吉の言葉、
そして薬師寺のインタビューなど、
やはり頂上を極める者同士の精神性の高さを感じさせます。
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