人面犬とか人面魚が流行った時期がありました。
こちらは、木々に覆われて見過ごしそうになる
人面岩です。
愛媛県の大洲市長浜町で、それを見ることができます。
ただし、これは神秘的な自然の造作物ではなく、
歴(れっき)とした人間の制作した作品です。
今から150年ほど前に、現在の大洲市の
豊茂から櫛生へ続く道の完成記念に造られたものです。
人面岩を造ったのは力石力造(ちからいしりきぞう)という、
いかにも石造りに関わり深い名前の職人さんです。
力造は田畑や屋敷、道路の生け垣などを
見事に石組みする名工だったとのこと。
人面岩の大きさは縦5m、横3m。
この巨大な造形物をどのように造ったのでしょうか。
動画をどうぞ>>>
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