先日、朝の連続テレビ小説「あさが来た」について、
いろいろ書きました。
このドラマの人気の理由のひとつは、
脇役の人たちの顔ぶれが魅力的だということも挙げられます。
そのうちのひとり、ディーン・フジオカさんは、
いきなりお姉さま、おばさま方の人気を呼び込みました。
幕末から明治中期にかけて、
特に大阪の商業界に貢献した実業家、
五代友厚という役どころを演じました。
五代さまが亡くなった時には、「五代ロス」といわれるような、
ファンの残念反応が大きかったそうです。
そのフジオカさん、真面目な人柄なんでしょう。
五代さまを演じるにあたり、
大阪・北浜にある大阪証券取引所正面の五代友厚像に、
何回も足を運んだそうです。
最初は、挨拶がてらだったのが、
気づけば、夜な夜な一人で行くようになったといいます。
おそらく演技上の悩みなどを、五代像に向けて漏らしたり、
心の中で対話したりなどの時間を持ったのでしょう。
そんなふうに大阪の街並みを一人歩きしてるときに、
大阪のおばさまファンから、
突然声をかけられることもあったとのこと。
中には、「五代さま、LINEのIDを教えて!」
と言い寄るおばさまもいたとか。
そんな時のフジオカさんの対応が優れていました>>>
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大阪のおばさまから言い寄られて、
びっくりぽんのディーン・フジオカさん。
ただし、受け答えはさすがにジェントルマンです。
「はじめまして。
お名前は何とおっしゃるんですか?
今日はじめてお会いしたので、
LINEの交換は次にお会いしたときでもいいですか?」
と、かっこいい対応でした。
ところで、僕は大阪のおばちゃんのことをよく知ってるから、
おばちゃんたちの名誉のために言っておきます。
大阪のおばちゃんたちは、一見、ずけずけと厚かましく見えますが、
実は人間観察において、実に優れた眼力を持っているんです。
本気で、今をときめく芸能人に
「IDを教えて」などとは言わないと思います。
おばちゃんたちは、相手を試すリトマス試験紙みたいに、
厚かまし言葉を使うことがあり、
そのときのフジオカさんへの厚かましさも、
「どんな反応でかわすやろか」というお試しがあったものと、
彼女たちを愛する(元大阪の)おっちゃんは想像しています。
参考:週刊誌 女性自身3月1日号より