この人の小説の多くは読みました。
政治家になっても「お国」への考え方など、
一貫してぶれない点も認めています。
ただ、人の知らないような難しいことを牽強付会に
自説に結び付けるところなど、強引なところは好きではありません。
この動画では福沢諭吉の「瘠我慢(やせがまん)の説」について、
聴衆の多くが知らないことで、滔滔と自説を展開しています。
福沢諭吉の真意はこうでした。
「立国は私なり、公にあらざるなり」
すなわち国家は必要悪であって、忠君愛国の情は私情にすぎず。
しかしながら現時点(明治半ば)においては、国家はまだ必要だし、
小国ながら”忠君愛国”の情を持つのは「痩せ我慢」として認める。
さらに福沢はこの原文の本音として、勝海舟や榎本武揚のことを、
批判したかったのです。
あいつらは、その「痩せ我慢」すらできず、
勝は幕府とともに死ねなかったへなちょこだし、
榎本は二君に仕えるへっぽこ武士だと言いたかったようです。
(もう少し丁寧な言葉で責めてますがね(*_*))
動画をどうぞ>>>
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