【帰りたい帰れない】加藤登紀子

会で暮らす多くの学生が貧乏でした。

夏休み、冬休みには田舎に帰る日を胸に抱き、
しかしながら、帰れるときが来たら、お金がない。

お金が無くて、帰りたいのに帰れない。
そんな悲しい思いをしたご同輩の方々が
いらっしゃることでしょう。

そして今、帰れるのに帰れない、
帰りたいのに帰れない。

理不尽な禍(わざわい)のために、
会いたい人に会えない。

こんな悲しいことがいつまでも
続くはずはありません。

またオミクロンによる感染が進んでいますが、いずれ終わりは来ますとも。

 

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