「これから先、お前の人生の中で3人くらいは
『殺してやりたい』と思うヤツが出てくるだろう。
そやけど、その『なにくそ!』と思う気持がお前を成長させてくれるねん。
せやから、その人らを恨んだらあかん。最後には感謝せなあかん」
誰しも、許せない人っています。
でも、もしその人を許すことができたら、どうでしょう。
たいへん難しい感情の処し方ですね。
でも、「もしもそれができたら強くなる」
インドのガンジーはそう言いました。
非暴力・不服従運動のガンジー、
彼の最期は暗殺されるという悲しいものでした。
銃で撃たれた彼の姿を見て、
インドの人は悲しみとともに、大きな感動を受けたそうです。
偉人・ガンジーの死は人々を深い悲しみに陥れましたが、
それにしても、「その姿」が人々の感動を呼んだ
とはどういうことでしょう>>>
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銃で撃たれたとき、ガンジーは胸に手を当てて倒れたのです。
「胸に手を当てる」という行為はインドでは
「あなたを許します」という意味だそうです。
ガンジーは自分を殺した人をも許したのです。
死ぬまで非暴力の精神を体現したガンジーの姿に、
多くのインドの人々が感動しました。
僕ら凡人はそこまでは無理だとしても、
まず、第一歩、許せない自分を許してあげるのはどうでしょう。
日常茶飯事、自分を許せない思いに陥ることってありますよね。
僕の場合は、日夜、老いた母ちゃんの介護にあたってますが、
正直なところ、ときに感情が出る場面があります。
そんなとき、自分を許せない思いに陥ります。
それでも、やはり自分にはこう言ってあげます。
「自分を許します」「自分を許します」「自分を許します」・・・
10回ほど。
自分を許せると、人を許せるようになりますよね。
だから、まず自分を許してあげます。
最後に、偉大なガンジーの言葉です。
『弱い者は、許すということができない。
許すことができるのは、強い者だけだ』
参考本:HAPPY名語録
ひすいこたろう・よっちゃん(三笠書房)