プロレスにはショーという一面は否定できませんが、
本気で戦う場面も確かにあったと思います。
そういう場面を盛り上げる
一番の立役者だったのがアントニオ・猪木、
その人ではなかったでしょうか。
この人の多彩に躍動する技のバリエーション、
それに異種であれ、日本人同士であれ、
どこまでもチャレンジをあきらめない、
その雄姿に対し、少年たちは、
猪木をカリスマに見立てたものでした。
今、その猪木さんは、病床で内側の敵と戦っているところです。
きっとこの人は、何者にも負けないと信じています。
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