伊丹十三監督のシリーズ、面白かったですね。
伊丹監督の優れたところは、
いち早く世情の潮目を読めるところでしょうか。
たとえば、「マルサの女」は、80年代後半、
金余りの世の中に対するアンチテーゼのような作品でした。
そして、この「ミンボーの女」では、
伊丹監督自身が暴力団に襲われるという事件も起こり、
その後、暴対法の施行、全国の暴力団排除条例などにより、
彼らの力が弱体化していきます。
暴力団弱体化については、この映画が先鞭をつけた、
といっても過言ではないように思います。
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