「低所得家庭」へのイジメから救ってくれたのは誰?

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は以前まで執拗な嫌がらせを受けていました。

とは言っても、学生ではありません。

夫と子供が一人いる主婦です。

私をいじめていたのは、
子供の保育園のママ友グループでした。

私の夫は、特別高収入なわけではなく、
とはいえ、子供の将来のことを考えて、
授業料の高い私立の保育園へ通わせていました。

子供は友だちもたくさんできて、
とても楽しそうに園に通ってくれていたので、
何も問題はなかったのですが、
別の問題が生じてしまったのです・・・

周りの家庭と比べて収入が高くないことで、
派手な遊びをするセレブママ友と格差が出来てしまい、
「省け」の標的にされてしまったのです。

「省け」と言えば、まだ優しい捉え方も出来るでしょうが、
はっきり言って、私への嫌がらせは陰湿で執拗なモノでした。

毎日、仕事を頑張ってくれている旦那には、
心配をかけたくなかったので相談も出来ず、
子供には笑顔を見せていなければいけない。

そんな板挟みの中での執拗なイジメに、
そろそろ耐え切れなくなっていたころでした。

他の家庭よりも収入が少ないことで、
ママ友の催す私的イベントに参加できない私を、
「低所得家庭」と名付け、罵っていたママ友集団。

ある日、そのリーダー格のママが、
とんでもないことを仕掛けてきたのです。

なんと自分たちの子供を使って、
私の子供へのイジメを誘発するような指示をしたのです。

「○○クンとは遊んじゃダメ」
「お話しもしないようにしなさい」
「そのことは他のみんなや先生には内緒よ」

子供たちはみんな仲が良く、
それまで、私の子供も園内でのイジメなど、
受けたこともありませんでした。

むしろ、私の子供は他の園児からも人気がある方でした。

ある日、子供たちがママやパパの絵を描いて、
発表する行事があり、保護者全員が集まる日のことでした。

この日に驚くべきことが起きたのです>>>

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くの子供たちは、ママやパパの顔をそれぞれの個性で
描きあげています。

だけど、ひとりの子供の絵には、ママの顔の輪郭だけが描かれ、
目も鼻も口も描かれてませんでした。

その子は、イジメのママ友集団のうちの1人の子供さんでした。

先生が、●●クン、どうしたの?

と聞いたら、その子が先生に問い返したのです。

「ボクたちは、○○クンと遊んだらダメですか?」

一瞬、教室内に異様な沈黙の時間が流れました。

続いて、他の子供たちも発言します。

「ボクたちのママが○○クンとしゃべっちゃダメって言います」

「なんでか教えてください!
 ○○クンにも先生にも誰にも言っちゃダメだって。
 でも、ボクたち、○○クンと遊びたい!!」

この発言で、ママ友たちが自分たちの子供を使って、
○○クン、つまり私の子供をいじめようとしていたことが
明るみになったのです。

保育園では、かなり大きな問題となり、
他の保護者からは、このママ友集団に非難が集中。

ママ友集団も、まさか自分の子供たちにバラされるとは、
思いもよらなかったのでしょう。

そのときの彼女たちの顔は、まさに顔面蒼白状態でした。

子供たちは、母親よりも
”イジメという陰湿な行為”に対して、
素直な気持ちで向き合っていたのですね。

○○クンを孤立させるのは、悪いことなんだ、
と素直な気持ちで気づいてくれたのです。

私は、この一件で心の底から救われましたし、
ある意味、ママ友集団も救われたのかもしれません。

その後、ママ友集団から謝罪を受けた後は、
私に対する執拗な嫌がらせは、ピタリと止まりました。

彼女たちも、イジメという行為を、止めたくとも止められない、
ある心の状態にあったのかもしれません。

子供たちが、それを止めるきっかけを作ってくれたのだから、
私だけでなく、彼女たちも感謝すべき出来事だったと思います。

参考URL https://www.youtube.com/watch?v=74AGvXBVCa8

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