「シェー」ポーズをゴジラがとったことで有名なシリーズ第6作。
子供心に許すまじき愚挙と思いました。
ゴジラにはゴジラに相応しいポジションというものがあり、
それは、恐怖心と不気味さを併せ持つ、
あくまで「怪物」であらねばならなかったのです。
それが、このころからでしょうか、
いつの間にか、ゴジラは地球を守る側の
正義の味方みたいなポジションを与えられ、
そこから彼の堕落は始まったようなのです。
堕落の象徴がこの「シェー」でありました。
最近になって、やっと彼も「シンゴジラ」という映画を機に、
彼らしいおっかない自分を再認識したように思います。
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