もう何度も何度も「ローマの休日」を観ましたが、
ラストの記者会見、そこから踵を返して、
記者席に背を向け、アン王女が去って行くシーンが忘れられません。
動画の場面は、フランクシナトラの歌
「 “Love is a many splendored thing”」が流れており、
セリフは聞かれませんが、ヘプバーンの表情が
全てを語っているかに思えます。
わずかなローマでの一日のうちに、
人生で学ぶ多くを凝縮して体験し、
そしてこれから「王室で生きる」覚悟を決めた表情です。
人の美しさとは「造形」そのものであるより、
むしろ、精神を伴う「表情」から生まれ出るのではないか、
そう思わせるヘプバーンの演技だと思います。
動画をどうぞ>>>
スポンサーリンク