七人の侍の中で、ひときわクールでカッコいいのが、
この場面での勝者、宮口精二さん扮する久蔵です。
おそらく7人の中では最も腕のたつ浪人であり、
寡黙に己の任務をこなし、菊千代(三船敏郎)のように、
パフォーマンスをしません。
動画の場面でリーダーの勘兵衛(志村喬)のそばにいる若者、
勝四郎(木村功)は、久蔵のカッコよさに憧れます。
ある日、久蔵は「では出てまいる」と出かけて、
野武士の鉄砲を一丁奪って帰ってくる、という場面。
勝四郎が言いました。
「まるであの人は、裏山に山菜でも取りにいくかのように出かけて、
大仕事をなんなくこなしてくる」
と感嘆しました。
子供心に、ああ俺も久蔵のような大人になりたいと思ったものです。
ですが、久蔵とは真逆のものになりました。
動画をどうぞ>>>
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