森山良子さんは、学生運動激しい時代、
この歌でデビューし、カレッジフォークのアイドル女子的存在でした。
まだ化粧気の無い素朴な女性が、澄んだ声で歌うこの歌は、
多くの若者の心を癒しました。
その頃は歌詞の意味を考えてもいなかったのですが、
今、よく聞けば「愛する」本質を伝えてるんだなと感じます。
野原いっぱいの花や、夜空いっぱいの星や、海いっぱい咲く舟など、
この世の中の美しいものすべてを、あなたにあげたい。
(わたしは何もいらない)…でも私に「手紙を書いて」。
あなたにあげたいものは、もりだくさんです。
でもして欲しいことは、ただひとつ「手紙を書いて」。
年とって、ようやく、愛することとは、決して相手から奪うのではなく、
与えること、与えても尽きない気持ちになることだと知ったのでした。
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