親と手を繋いでみてください・・・
40年ぶりに親父と手をつないだ。
なぜか・・・少しやさしい気持ちになれた。
なぜか・・・少し心がゆたかになって
なぜか・・・少し感動した。
ちょっと前、
八歳になる息子と
イルミネーションを見に行った。
イルミネーションのトンネルの下で、
息子と手を繋いで歩きながら色々と考えた・・・。
「今年もここに息子と来ることができてシアワセだな・・・」
「来年もこうしてここで手を繋いで歩けるかな・・・」
「来年はまだ三年だから手を繋いでくれるかな・・・
でも、
再来年は四年生になるからだめかな・・・」
「こいつが二十歳になったら一緒に酒呑みたいな・・・」
次の瞬間・・・気がついた・・・>>>
スポンサーリンク
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
「親父も俺が子供の頃同じように思ったんだ・・・」
考えてみると
まだ一度も二人で呑んだ事はない・・・。
もちろん小学生の頃から手を繋いだ事もない・・・。
48歳になる自分でも、
80歳になる父とっては
永遠に子供・・・。
きっかけを作り
「手を繋いでみよう・・・」と思った。
親父の好きな八代亜紀を見に行き、
その後居酒屋で呑んだ。
酔った親父を介抱するふりをして
階段で手を繋いでみた・・・。
40年ぶりの親父の手は
やわらかくて、
小さくて、
しわくちゃになっていた・・・。
ふと子供の頃を思いだした・・・。
その瞬間涙があふれてきた・・・。
ぬぐっても・・・ぬぐっても・・・
自分でもわけがわからないくらい・・・。
自分はあの日から
少しやさしい人間になれた気がする・・・。
あと何回息子と手を繋げるだろう・・・。
あと何回親父と手を繋げるだろう・・・。
親と手を繋いでみてください。
引用元URL:http://cyoiyomi.taskrich.com/?p=148