北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズとのゲームでした。
日ハムの中田 翔(なかた しょう)選手が6回裏、
逆転満塁ホームランを放ちました。
中田選手は、高卒の大物新人として、
2008年に日ハムへ入団を果たしました。
怪我の影響もあってか、打撃成績にはややバラつきがあり、
調子のいいときは凄くいいバッティングをしますが、
悪い時は、とことん不振にあえぐことが多いようです。
大物として期待されたものの、プロ入り8年間の打率は、
2割5分~6分台と、意外に振るいません。
張本さんからもよく「喝!」を入れられます。
それだけまだまだ彼の素質に対し、期待が大きいからです。
さて、このゲームでの中田選手の逆転満塁ホームラン。
逆転満塁ホームランを彼が放ったというのも、
ほとんどこれまでの記憶に残ってません(すみません、個人の記憶です)。
そのくらい稀なケースの逆転満塁ホームラン。
その翌日には、あるビッグニュースが流れました。
6月3日(金)、北海道七飯町の山中で、5月27日より
行方不明となっていた小学2年生の田野岡 大和くんが、
無事保護された、というニュースです。
日本中がホッと安堵し、またこの件、
親の「しつけ」か「虐待」かとの側面から、
海外のニュースでもとり上げられたほどでした。
6月2日の中田選手のホームラン、
それと、6月3日の大和くんの救出劇、何もつながりは無さそうです。
ところがつながりがあったのです。
それを奇跡的と感じる人も多数います。
それほど意味のある出来事でした>>>
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実は、大和君は日本ハムファンで、
5月のこどもの日の試合前イベントで、
中田選手にサインをしてもらいました。
その時の写真が、このページにある画像です。
中田選手は、大和君が行方不明となってから、
新聞でサインした件が報道されたのを見て
「あ、知ってる子だ」とビックリしたといいます。
大和君のことを
「覚えてます。ユニホームに鯉のぼり付いてた子ですよね」
と語っていました。
だから、大和くんが行方不明となってい以来、
中田選手自身も、何かと心を痛めていたようでした。
それが行方不明の6日目での中田選手の、
記念すべき逆転満塁ホームラン。
翌日、行方不明7日目にして、大和君発見の朗報となったのです。
大和君発見にも偶然性が重なり「奇跡的」と言われる救出劇となりました。
加えて、中田選手と大和君との間にも、
何だか見えざるご縁の強いつながりがあるかのように思えます。
多くの方がこれも「奇跡的」と呼ぶにふさわしい出来事
だったのではないでしょうか。