【倉本聰氏が前略おふくろ様のショーケンについて語る】

なるほど、脚本家が考える、
主人公の引き立て方のひとつ。

彼(サブちゃん)の上に立つ人間をいくつも置くこと。

たしかに、それまでのギラギラしたショーケンが、
田舎から出てきた、純朴で不器用な
若い板前の輪郭を浮き立たせたのでした。

そして、役者ショーケンの、群を抜いて優れたところ、
それを倉本さん、よく見抜いています。

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