ライオンと二人の青年の友情が熱い

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1969年、ロンドンのある百貨店に
客寄せのために開設されていた「動物売り場」で、
ライオンの赤ちゃんが、とても小さな檻の中で売られていました。

これを見た二人のオーストラリア人青年は不憫に思い、
買い取って自分たちがアルバイトしていた
アンティーク家具屋で飼うことにしました。

クリスチャンと名付けられた赤ちゃんライオンは、
引き取られた1年後には80キロ以上に成長。

このままロンドンで一緒に生活するのは
無理だろうと判断した二人は、
クリスチャンを「アフリカの自然」に帰す計画を立て始めました。

クリスチャンを自然へ帰すリハビリが行われ、
ケニアにいた野生保護活動家の手助けを借りて、
やがてその大地へ放たれました。

1年後、二人はクリスチャンに会いに再びケニアを訪れます。

この際、野生に戻ったクリスチャンが
二人のことを覚えている可能性は極めて少ないと忠告され、
本人たちも当然そうあるべきだと考えていました。

野生に戻ったライオン・クリスチャンと二人の再会です。
果たして、クリスチャンは彼らのことを憶えているのでしょうか。

動画が残されています>>>

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かし、名前を呼ばれ現われたクリスチャンは、
再会した二人のことをはっきりと憶えており、
駆け寄って、まるでネコのようにじゃれあい感動の再会を果たしました。

こちらはその時の動画です

その後彼らの友情はどうなったか?

さらに翌年1972年にも二人はクリスチャンとの再会を果たします。

この時クリスチャンは体格も更に大きくなっており、
精神的にも、もう大人のライオンに成長していたため、
きちんと挨拶はしてくれましたが、
前年のように無邪気に飛びつくことはなかったといいます。

1973年にも二人のうち一人が単独でケニアを訪れましたが、
クリスチャンには会えませんでした。

野生のライオンとの争いの影響もあって、
クリスチャンは、生活エリアを移動せざるを得なかったものと考えられます。

そのため、73年あたりを最後にクリスチャンの姿を見た者はいません。

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