リオ・オリンピック、陸上女子5000メートル予選でのことでした。
接触して倒れたニュージーランドと米国の選手が互いを助け、
励まし合って完走する感動を呼ぶ一幕がありました。
ニュージーランドのハンブリン選手は、
体を打ってしばらく起き上がれず泣いていましたが、
先に立ち上がった米国のダゴスティノ選手が、
「立って。最後まで走らなきゃ」と励まし、
肩に手を添えて助け起こしました。
しかしダゴスティノ選手は転倒で足首を負傷しており、
直後にへたり込むと、今度はハンブリン選手が手を差し伸べて
激励する側に。
「先に助けてもらった。助けようと思った」
しかしダゴスティノ選手の足首の状態はひどく、
棄権やむなしの状況。
ハンブリン選手はやむを得ず、先に15位でゴールしました。
待ち受けていたハンブリン選手は、足を引きずりながら
最下位の16位でゴールしたダゴスティノ選手と
涙ながらに抱擁を交わしました。
そのときの動画をどうぞご覧ください>>>
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