豪雪に見舞われピンチの『スキー宅急便』

c083
マト運輸の『スキー宅急便』は、スキー板やボード、
手荷物などをスキー場まで運んでくれる
とても便利なサービスです。

しかし、1984年の豪雪で新潟方面の交通が麻痺してしまい、
荷物の配達が大きく遅れることが
確実になってしまいました。

ヤマト運輸では、すぐに重役会議を開き、
その対策を練ることになりました。

「違約金を払うしかない」
「旅行を後日に変更してもらおう」
「天災だから我が社に責任はない」

いろいろな意見が飛び交いますが、
社長の決断はその中のどれでもありませんでした。

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

長の決断はこうでした。

「お客様はスキーをするために、我が社にスキー道具を託した。
 それなら我が社がすべきことは、
 お客様がスキーができるように配慮することだ
 荷物が届くまで現地で貸しスキーを使用してもらい、
 その費用は我が社が負担することにしよう」

この決断により『スキー宅急便』は、
消費者から大きな信頼を得ることができました。

スポンサーリンク