風が吹けばスカートがひるがえります。
おじさんになって、
たとえ見たとて何といふことなし、
とは思いつつも、つい目はスカートの下に行きます。
これは決してパンツを見たい、
という意図のみではありません。
遠くて青い日、青少年の思いは、
清楚な女性のあの白いスカートの下は、
いったいどうなってるんだろうか、と真剣に思いつめた、
そんな日々を反芻する郷愁の思いもあるんです。
いわば懐かしさを求めているのです。
…きれいに言いくるめることができたかな?
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