1992年8月、夏の甲子園、星稜高校と明徳義塾の試合です。
あの松井、5連続敬遠のその瞬間でした。
グラウンドにはメガホンが投げ込まれ、
勝敗決した後の勝利校、明徳の校歌が流れたら「帰れコール」。
前代未聞の観客の反応。
試合終了後、明徳義塾の宿舎には、抗議や嫌がらせの電話が相次ぎ、
監督や選手を守るために、警官やパトカーが出る騒ぎになりました。
その後、ご承知のように、明徳義塾のこの采配には賛否両論。
大きな議論になりました。
松井選手は、自分の悔しさよりも、
敬遠後、打てなかった5番打者を静かに励ましたそうです。
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