相手男性も4人の4対4の食事会です。
しかし、男性陣の一人が急きょ来れなくなってしまいました。
そのため、女性陣4名と男性陣3名で、
男性が1名少ない形での合コンになりました。
自己紹介を最初に行い、
その後は、堅苦しい感じではなく、
各々が気ままに話していました。
お酒もすすみ、会も中盤に差しかかった頃、
一人の男子が代表して、
「好きな男性のタイプはどんな人?」
と質問を投げかけました。
合コンではよくある、何でもない質問です。
男性陣が女性全員に問いかけた質問ですが、
3人の男性は、ある一人の女子の反応に
注目しているのが、よくわかりました。
わたし?
いえ、残念ながら私は選外でした(T_T)
それは私の友人の一人。
とてもキレイな子で、笑顔がとても可愛いので、
合コンでも男性陣を夢中にさせていたのです。
順番に好きな人のタイプを話していき、
その子に順番が回ってきました。
彼女は、ほぼ通り一遍の「明るくて優しい人」
みたいな答えをしました。
男性陣からは、少しモヤッとした様子も感じられました。
彼女にとって、その質問は今の時点で、
あまり乗り気の話題じゃなかったのかもしれません。
彼女は話題を変えようと、
来れなかった男性のことを聞き始めました。
「もう一人の男性は、どんな方なんですか?」
すると、男性たちは口々に同様のことを言いました。
「まあ顔はブスだし、フリーターだしな」
「30歳でフリーターとかヤバいよな」
「金も無いし、あいつは来なくて正解だよ」
そんな風に友人の悪口を言う男性陣。
そんな彼らの話に、
私も、何となく気分の悪さを感じていました。
と、その時、一番人気の友達が席を立ちました。
「ゴメン、先にお店出るね」
と言い出しました。
さらに彼女は、男性陣に対し空気を一変させることを
言い出したのです>>>
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彼女は、言いました。
「あ、そう言えば私のタイプ、
大事な人や友人のことを、
他人の前で絶対に悪く言わない、
・・・そんな人です。
本人の前で堂々と言えないような男性は、
かっこ悪いと思います。
あと、私もフリーターだから。
…ごめんね、帰ります」
そう言い放つと、その場から
さっさと立ち去りました。
ほんとは私たちも彼女に続いて、
すぐに帰りたかったのですが、
ついタイミングを失してしまいました。
いきなりの出来事に、
男性陣は、ハトが豆鉄砲を食らったような顔になり、
すかさず、彼女の悪口を連発です。
「なんだあの女偉そうに!」
「ブスのくせに何なんだよ!」
「ムカつくぜ!」
彼女が去った後の、彼らのこの言動。
まさに彼女がズバリ言い得た通り、
居なくなって、言いたいことの言える人たちだったのです。
突拍子も無い彼女の行動だから、
批判もあるかもしれませんが、
私たち残りの3人としては、救われました。
「あ、こんな男性たちと
親密にならなくてよかった」
私たちも、さすがに彼女の悪口まで聞かされて、
その場に残る気も失せました。
ふてくされの男性3人組を置いて、
私たち3人もさっさと席を立ったのでした。
外には、先に一人で席を立った彼女が待っていました。
私たち三人に、ゴメンねと両手を合わせつつ、
「でも、きっとあなた達も出てくると思ったわ」
と舌を出したのでした。
まだ若い私たちですが、人を見る目のひとつに、
とっさの時に、どんな言動、行動をするかで、
案外、正体が分かるもんだと感じました。