ちいさな命を大きな力で支えてくれた先生

793

が小学校5年生の時、保健室に子猫がいました。

先生が言うには、
「この猫は心臓が悪いので、長生きしないだろう」
とのことでした。

「私だったらきっと大事に長生きさせてみせる」
と言って、家に連れて帰りました。

すると両親からは、
「アパート暮らしだし、猫を飼う余裕なんかないから捨ててきなさい」
と言われてしまいました。

しかし私は泣いて、
「迷惑をかけないから、私のご飯を少し猫にあげるから」
と強引にがんばり、何とかこの猫を飼えるようになりました。

ある日、先生の言ったとおり、猫が病気になってしまいました。

動物病院に連れていきたいのですが、
両親に言えば「そんなお金がどこにある」
と叱られるに決まっています。

こっそりとある動物病院に電話をしてみました。

思いがけない答えが帰ってきました>>>

スポンサーリンク

↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓

のつたない説明を聞いた先生はこう言いました。

「今すぐ猫を連れてきなさい。お金はあとでもいいから」

私は、信じられない気持でその病院に猫を連れて行きました。

食欲がないため、点滴をしてもらって帰り、
翌日から3日間、往診もしてもらいました。

こうして猫は元気になりました。

その後、先生に
「お金はほんとうに後でもいいんですか?」と聞くと、

「来年お年玉が入ったら、少しでも払ってくれればいいよ」
と言ってくれたのです。

翌年、私はお年玉をもらってから、
それに貯金を足してお金を1万円持っていきました。

そうすると先生は、7,000円もお釣りをくれたうえに、
「また猫が調子悪くなったら往診してあげるから」
と言ってくれました。

それから、ほんとうに先生はたびたび往診してくださり、
猫は元気に15年生きることがきました。

世の中に、お金よりも命を大事に考えてくれるお医者様がいることに、
それに猫の命も人間の命と変わらず大切にしていただいたことに、
心から感謝しています。

神奈川県横浜市のM.Y.さんのお話

スポンサーリンク