バスのピンポーン、運転手さんは時々聞こえない?

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学2年生の時のことです。

お母さんと一緒に市内まわりのバスに乗りました。

わたしは、乗ったときから、降りるときに押すボタンを押したくて、
ずうっとボタンのところに手を当てて待っていました。

そして、いよいよわたしのおりるバス停、
「○○○前です」と言ったときです。

早速押そうと思った瞬間、
誰かがわたしより早くボタンを押してしまいました。

「あ~~ガッカリ」と心の中で思いました。

いえ、たぶんはっきりとがっかりした表情をしていたに違いありません。

なぜならば、その後すぐにこんなことが起きたんです>>>

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転手さんが、バックミラーでわたしのことを見ていたんですね。

こんなアナウンスをしてくれたんです。

今のチャイム、おじちゃん聞こえなかったな

と言ったので、うれしくて『ピンポーン』と押しました。

そしたら運転手さんが「あー今度は聞こえたよ」と言ってくれました。

バスの中の他のお客さんもにっこりして、
「よかったね」と言ってくれました。

バスを降りて運転手のおじさんに手を振ったら、
にこにこして手を振ってくれました。

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