私は母の連れ子なので、父とは血がつながっていない。
なので、何かあって注意されるたびに
「ああ、本当の娘じゃないから、
つまらないことで頭にくるんだな」と思い、
母をとられた、という気持もあって、父とは距離を置いていた。
親子になって10年経ち、私も20歳を過ぎ、
彼氏との間に結婚という話が持ち上がってきた。
ある夜、彼と二人で両親に話をすることになった。
彼が両親に向かって「結婚したいんです。幸せにします」と言うと、
母は涙を浮かべながら頭を下げ「よろしくね」と言った。
だけど、父はただ黙ったままうつむいて、何も言ってくれない。
『やっぱり、義理の娘だから、何も言ってくれないのかな…』
私はちょっとがっかりした気持でいた。
そしたら、椅子が倒れそうな勢いで、突然父が立ち上がり言った>>>
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「こいつはワガママやし、気が強い!
でも本当はめっちゃ思いやりがある子や!
だから……表面だけ見ないで、内面も見つめてやって欲しい!
子供のころから苦労ばっかりしてるから、
これからは幸せにしてやってくれ」
そう言って頭を下げてくれた。目は真っ赤に潤んでいた。
それを見て、私も今までのことを思い出して泣いてしまった。
義理の娘だから…義理の父親だから…と勝手に被害者ぶって
父に真正面からぶつからなかった自分が恥ずかしかった。
父はちゃんと私を理解してくれてたんだ。
一生懸命、私の父親になろうと努力してくれてたんだ。
そのことに目をそむけて、
ヒドイことばかり思ってた自分が恥ずかしくて情けなかった。
それから父と私は本当の親子になれたと思う。
私に子供が出来た時も「俺もじいちゃんになるんやな」と喜んでくれた。
出無精だったくせに、子供に会うために仕事の帰りに、
私の家に寄ってくれる。
そのくらい子供のこと、孫のことを心底可愛がってくれている。
参考:泣ける2チャンネルより