手術後のつんく♂さんが、奥さんに仕掛けたサプライズ

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2014年10月に喉頭がんの切除手術を受けたつんく♂さん。

そして2016年春、近畿大学の入学式で、喉頭がん治療のため、
声帯を切除し、声を失ったことを発表しました。

つんく♂さんと奥さんとは、とても仲の良い夫婦です。

近畿大学入学式の、無言のメッセージの時も
奥さんは家族連れで舞台の袖に立ち、彼のことを見守っていました。

つんく♂さんの病気を知った時の奥さんの行動には、
つんく♂さん自身が目を瞠るほど驚いたそうです。

こう語っています。

僕は先生任せにしようと考えていたんですが、
そこで妻にスイッチが入ったようです。
病気を受け止めきれなかった僕にかわって、
妻は猛然とがんについて勉強を始めたんです。

妻は寝る間も惜しんで、本やインターネットで治療法や病院について調べ、入院中の僕のもとに、毎日たくさんの資料を抱えてやってきてくれました。

国内の治療法から海外のものまで、とにかくたくさん調べ上げ、
専門医の紹介を得るために、
知り合いやそのまた知り合いにまで電話をするなど、
ものすごいパワーとスピードでした。

それまでは、行きたいレストランに電話するのも
躊躇するほど恥ずかしがり屋だったのに。

納得できる治療方針を選べたのは、彼女のおかげだと思っています。

もともと仲の良いお二人でしたが、
つんく♂さんの発病は、さらに夫婦の絆を強めることになりました。

つんく♂さんは、苦労をかけた奥さんに、
何か気持を伝えたいと強く思いました。

手術からわずか5日後のことです。

つんく♂さんは、奥さんに楽しんでもらおうと、
ある人気バンドのライブに誘いました。

そのメンバーからは、口々に励まされ、
奥さんともども、ライブを楽しんで家路につきました。

しかし、ここでつんく♂さんと、
この人気バンドのメンバーとで、あるサプライズを考えました。

もちろん、奥さんに感謝の気持を捧げるサプライズの演出でした。

その人気バンドとは?
そして、どんなサプライズをやったのか?

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うすぐ年末を迎えるあわただしい時期のことです。

その人気バンドのメンバーは、
つんく♂さん宅のホームパーティに登場します。

その人気バンドとはTOKIO。

つんく♂さんとサプライズの”悪だくみ”を立てたのは長瀬さんでした。

自分の結婚式で歌うことの出来なかったつんく♂さんは、
いつか二度目の結婚式を行い、
そこで奥さんに歌のプレゼントをしようと考えていました。

しかし手術によりそれも叶わなくなりました。

長瀬さんはその思いを汲んで
「じゃあ僕らがなにか演りますよ」
と当日のミニライブを約束してくれたのです。

パーティー当日、つんく♂さんの家に集まったTOKIOは、
奥さんにばれないようにそれぞれ楽器を持ちこみ、
一人二人と席を立ち楽器をセッティングし始めました。

「今日は楽しいホームパーティーをありがとうございます! 
 そしてつんく♂さん、退院おめでとうございます! 
 つんく♂夫妻も結婚九年、出会って十年の記念ということで
 TOKIOから歌のプレゼントをさせていただきたいと思います!」
という長瀬さんのあいさつから始まり、
「AMBITIOUS JAPAN」をTOKIOだけで演奏してくれました。

そしてつんく♂さんもメンバーに呼びこまれ、
ギターを持って「花唄」をセッション。

奥さんは感動の笑顔と涙でくしゃくしゃになりながらも、
本当に幸せそうだったといいます。

つんく♂さんは、このセッションで喜ぶ奥さんと子どもの顔をみて、
音楽の素晴らしさを再認識したといいます。

自分ももう歌うことはできないが、
やっぱりまたステージに立ちたいなと思うようになってきた。
…つんく♂さんはそう語りました。

さらにTOKIOは、教会の結婚式で読み上げるような
誓いの言葉をアレンジした誓約書を持参していました。

つんく♂さんと家族がサインをし、
立会人としてTOKIOのメンバー全員もサインをしました。

つんく♂さんは
「忙しい時期に時間を割いてくれた
 TOKIOのメンバーには本当に心から感謝している」
と述べてます。

参考URL: http://www.gruri.jp/article/2015/09100040/

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