世界中で大ブームを巻き起こした小説と映画、
『ハリー・ポッター』
生みの親であるJ・K・ローリングさんは、
その著書のみならず、彼女自身の温和な性格で、
人々の好感を集めています。
ある日、彼女のTwitterアカウントに向けて、
1件の悩みがツイートされました。
それはこんなメッセージでした。
「他のツイートに埋もれてしまうかもしれませんが…。
生きる意味を見失って、
もう消えてしまいたいと思っている人がいたら、
あなたはどんな言葉をかけますか?」
ローリングさんは、そのツイートを
埋もれさせることはしませんでした。
この悩みを真剣に受け止め、
温かなメッセージを贈ったのです。
「私だったら、これを見てと言います」
ローリングさんは、3枚の写真を掲載するとともに、
ほんの少しのメッセージを添えました。
それは、決して「ハリー・ポッター」のように、
目の覚めるような劇的なものではありません。
でも、心優しい人でなければ出せないような発信でした>>>
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
1枚目の写真はうっとりするほど美しい満天の星空の写真でした。
「それからこれも」
2枚目の写真は、赤い月。
皆既月食の写真です。
3枚目の写真は、ぬいぐるみを抱えた
ナマケモノの赤ちゃんの写真。
愛くるしい表情に、思わず笑みがこぼれてしまいます。
3枚の画像に続けて、ローリングさんはこうつづりました。
「世界には、美しい景色や、素晴らしいものが満ち溢れています。
それらをまだ見ないうちから、人生をあきらめないで」
まるで語りかけるような優しいメッセージに、
質問者は感動し、
「ありがとう!このような励ましを必要としていました。
人間はお互いに対して、驚くような力を持っているのですね」
と返信しました。
そして、そんな二人のやり取りを見た
多くのフォロワーが感動し、
「素晴らしい!」「私も感動しました」
などのツイートを残しました。