小学1年生くらいの女の子が、
棚から消しゴムを取ろうと、必死に手を伸ばしていました。
あと少しで届きそう。
でも消しゴムは、偉そうに女の子を見下ろしています。
取ってあげようと近づいた時、
向こうからひと組のカップルがやってきました。
彼女の方が先に女の子に気づき、助けようとしましたが、
彼氏が手で制して、ふたりで棚の陰に行ってしまいました。
「ひどいなぁ、最近の若い・・・」
言いかけてやめました。自称ですか、私も若者です。
私はため息をついて、女の子に声をかけようとしました。
するとさっきのカップルが戻ってきて、
意外な行動を起こしました>>>
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手には脚立。
そっと通路に置いて、彼らはまた棚に隠れます。
彼氏の古風な咳払いに、女の子が振り返り、
脚立に気づいた様子。
消しゴムは女の子の手に収まりました。
「こんな親切もあるんだなあ」
すぐに手を差し出すだけが優しさではないのだと、
私は彼らから学びました。
そして、彼らのさらに向こうで、隠れて見守っていた女性。
女の子の母親だと確信しました。
参考本:あのときはありがとう 涙が出るほどいい話(「小さな親切」運動本部編)