2005年4月25日、
JR福知山線で乗客106人・運転士1人の死者を出す大事故が発生しました。
この事故はマスコミでも大きく取り扱われ、
当時のJR西日本の体質を問われる社会問題になりました。
過密ダイヤや従業員教育の問題、それに経営者の誠意の無さなどが大きく糾弾されました。
そんな中、事故現場の近くにあった、一つの会社の行動がクローズアップされます。
日本スピンドル株式会社は、電車が衝突したマンションからほど近い場所に工場を構える会社です。
事故発生時、大きな衝撃音を耳にした社員たちは、すぐに現場に急行。
救助活動を開始しました。
その報せを受けた社長は、全社員が驚くべき行動を起こします。
社長が咄嗟に起こした行動とは>>>
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知らせを受けて現場を確認した社長は、そのまま工場に引き返しました。
そして、全社員が驚くべき行動を起こします。
社長は、まず、工場のすべての機械の操業をストップさせました。
約300名いた社員を食堂に集めると、
全力を挙げて救助活動にあたるよう指示したのです。
工場の操業を止めるということは、会社にとって大きな損失を抱えることを意味します。
しかし、社長は当然のように人命の救助を優先しました。
励ましの声をかけ、ときには会社の工具を利用しながら、負傷者を救出。
さらに、救急車の到着が遅いことを知ると、
マイカーや工場のトラックなどを使って、病院にピストン輸送をしました。
彼らが救った人の数は、130人以上と言われています。
もう17年以上前の話になってしまいました。