メジャーリーグ・マーリンズに所属するイチロー選手が6日(日本時間7日)、
契約を1年間延長することで合意しました。
これに対して、マーリンズの球団社長が、
「(彼といることは)英国でビートルズと一緒にいるのと同じ」
と発言し、話題となっています。
以下、マーリンズ・サムソン球団社長の言葉。
イチローと時間を共有することは、英国でビートルズと一緒にいるのと同じようなもの。卓越した人物と過ごすことは、そこにいる者をいい気分にさせてくれる。
イチロー選手はメジャー15年目の今季は153試合に出場。
打率229と自己最低の数字に終わったものの、走攻守随所での貢献、
野球に取り組む姿勢などが若手野手に対しての見本となるなど、
さまざまな部分で評価をされました。
イチロー選手も、球団側が自分のいろいろな部分を見てくれていたこと、
早い段階で契約延長が決まったことに対して、
「うれしかった」と喜びのコメントを残しています。
ところで、今回の契約をまとめた代理人のジョン・ボグズ氏が、
球団からの申し出について、驚くべきことを明らかにしました>>>
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
代理人のジョン・ボグズ氏が語った秘話です。
球団は、イチローが居たいだけ居てほしいとのことだった。
彼らはイチローを非常にリスペクトしている。
この終身雇用の考えを聞かされたイチロー選手も感激していたとのこと。
非常に厳しいメジャーリーグの世界で「終身雇用」ということ自体、異例中の異例。
これには、イチロー選手の偉大さを改めて痛感します。
イチロー選手へのリスペクトといえば、マーリンズ入団会見時、
球団幹部が来日しての会見となったことを思い出します。
これにはイチロー選手も、
「この機会を日本で実現できるということは通常ありえないと認識しています」
と語っていました。
この会見時、球団の熱意、誠意に対して感激していたイチロー選手。
終始目を赤くし、涙をこらえながら話していた姿が印象的でした。
イチロー選手に対し、まさに、球団社長が
「英国でビートルズと一緒にいるのと同じようなもの」
という表現を文字通りの形で体現し、敬意を払うマーリーンズという球団です。
参考URL http://fundo.jp/43172