幸村は戦国時代の華ですね。大河ドラマ「真田丸」も良かったです

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刈正雄さんと言えば、おっちゃん、おばちゃんが若い頃、または子供の頃、
二枚目男の代名詞みたいな人でした。

わが身と見比べ、同じ人類として許すまじき存在だと思ってました。

今は少々「三」が混じって、ちょっといい持ち味を出しています。

4年前の大河ドラマ「真田丸」では、
主人公・真田信繁(幸村)の父親、真田昌幸役で出演しました。

いつぞやインタビュー番組に出演してドラマのことを語っていました。

草刈さんは、30数年前、やはりNHKの大型時代劇「真田太平記」
というドラマに1年間出演しました。

その時には、真田幸村の役でした。

30数年後の今、父親役に巡り合ったわけですね。

当時のドラマでは、父親役が丹波哲郎さん、
そして幸村の兄、信幸の役が渡瀬恒彦さんでした。

丹波哲郎さんは、当時から大変存在感のある大きな役者さんでした。

撮影現場でも、ピリリと引き締まった緊張感が漂っていたそうです。

ただ苦労人だから、出演者やスタッフの方々への気配りもよく出来る方で、
チームの一体感を高める求心力ある存在でした。

その丹波さん、このドラマ「真田太平記」に対しては、
並々ならぬ思いを注ぎ込んでいたそうです。

一年間という長い時間をかけて、創作するドラマです。

おそらく当時の大河ドラマとの二本柱にするような覚悟で、
この仕事に臨んでいたのでしょう。

ある日、丹波さんは、真田の兄弟役である渡瀬さんと草刈さんの二人を呼びました。

そして、二人に各々、ある贈り物をしました。

その贈り物を通して、丹波さんの強い思い入れを知り、
真田チームは、「親子」の絆を一層強めることになったのです。

その贈り物を、草刈さんは、未だに寝室の一隅に飾り置いているそうです。

その贈り物とは>>>

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瀬さんと草刈さんに贈られたもの。

丹波さんは、日本刀の大小を二本掛けの飾り台とともに贈ったのです。

その刀には、渡瀬さん、草刈さんの各々の家紋までつけてありました

その立派な贈り物には、渡瀬さん、草刈さんともに、大変感激しました。

丹波さんは、二人の息子役の家紋まで調べていたのです。

先輩の大スターから、そんな扱いを受けて、
心が動かされないわけはありません。

モノではなく、モノに込めた人の心に動かされるのです。

約30年後の2016年、草刈さんは父親役の真田昌幸を演じました。

時々、セリフの言い回しが「あれ、丹波さんと同じ感じだな」と
自ら感じることがあったそうです。

スタジオのどこかに丹波さんが居るような錯覚も覚えたそうです。

この年の大河ドラマでは、二人の真田兄弟は、
主人公の幸村役が堺雅人さん、兄の信幸役が大泉洋さんでした。

草刈さんもまたこの大河ドラマでの配役について、
大きな覚悟をもって臨みました。

その覚悟の証しとして、草刈さんは、丹波さんと同じ行動をとったそうです。

すなわち、父親として、二人の兄弟に、各々日本刀大小を贈ったとのこと。

草刈さんはこんな風に語っていました。

「また数年後、今度は堺さんや大泉さんが父親役になったりして、
 そして、僕と同じように親から子への思いがつながっていけば、
 素敵なことでしょうね

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