被告の烙印を押されてからも、
彼の元を人が離れず、
なおかつ人の心を鷲掴みにする人間力。
人間力豊かであるがゆえに、
それに比例してアクや闇の部分も強調されます。
その分だけ、角さんを物語るエピソードは、
数多くあります。
ほんの一つまみではありますが、
そのうちの幾つかをご紹介したいと思います。
「祝い事には遅れてもいい。
ただし、葬式には真っ先に駆け付けろ。
本当に人が悲しんでいるときに、
寄り添ってやることが大事だ」
角さんは、どんな政敵の葬儀にも真っ先に駆け付け、
涙を流してその死を悼みました。
葬儀から1週間が経過したとき、
改めて、花を届けさせたそうです。
1週間、…それには、角さんなりの、理由や道理があったのです>>>
スポンサーリンク
↓Facebookからの続きは、こちらからどうぞ↓
それは、こういうことでした。
角さんはこう語ったそうです。
「最初の花が枯れる頃だ。
遺族も一番悲しみが募る」
人が悲しんでいる時、本当に悲しみを共有できるか。
人が喜びを感じた時、本当に心から祝福できるか。
田中角栄氏は、「偽りのない感情」を人に伝えることで、
多くの人の記憶に残る政治家になったわけですね。