誰もがそんな経験をしたことがあるでしょう。
それが大勢の人たちの前であればなおさら。
緊張感からテンパってしまい、どんどんわけがわからなくなっていきます。
2003年のNBAの試合で国歌斉唱の大役を任された、
オレゴン在住の13歳の少女、ナタリー・ギルバートもそうでした。
彼女は緊張のせいか、国歌の前半で歌詞を思い出せなくなってしまいます。
何とか続きを歌おうとするものの、歌詞はどうしても出てこない。
目は泳ぎ、今にも泣きそうな状態。
観客も応援しますが、それが逆にプレッシャーになっているかのようでした。
そのとき、一人の男性が彼女に歩み寄り、
まるで歌詞を教えるかのように歌いだしたのです。
彼の名はモーリス・チークス。
その日の試合に出場するチームのヘッドコーチでした。
ナタリーは相変わらず声はかすれてしまうものの、彼の力を借りて歌い続けます。
いつしか観客や他の選手たちも歌い始め、フロアは国歌の大合唱になりました。
そして、ナタリーへはもちろん、チークスの勇気をやさしさに対して、
惜しみない拍手が送られたのです。
このことについて、チークスはこう語ったそうです。
「自分でも、なぜあのような行動をしたかはわからない。
そもそも、考えて行動したわけじゃない。
あれは私たち人間の、自然な行動のひとつさ。
ただ、私は大勢の人たちの前に、
彼女を一人きりにしておきたくなかっただけなんだ」
こちらにその時の動画があります>>>
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