会社の近所の小料理屋のランチに雑炊があって、
妊娠前から食欲ないときは、よくそこで食べていました。
先週もダメ元で行ってみましたが、
味は良いのにほんのちょっとしか食べられなくて。
お会計の時おかみさんに、
せっかく美味しいのに残しちゃってごめんなさい、と謝ったら、
おなかすいたらまた食べなさい、駄目なら捨てていいから、
と残りをレンジ可タッパーに詰めてくれました。
おかみさんの娘さんが、
ぬか漬けのきゅうりを別のタッパーに入れて渡してくれました。
鞄に付けてたマタニティマークで察してくれてたみたい。
午後の休憩時間に、あたたかいお茶を飲みながら
ぬか漬けをポリポリしたら、吐き気が少し収まりました。
ほんとうに、涙が出るほどありがたかった。
私は結婚前に母親(と父親)を亡くしていることもあり、
おかみさんの温かい言葉は本当に沁みました。
誰に頼れるわけでもない初めての妊娠生活で、
よその方からのいたわりはただただありがたく、
ことに中高年の方からの励ましは、
いい大人になっても父母恋しさが尽きない自分に響きます。
いつか私も、見ず知らずの誰かの気持ちを
ほんの少しでも軽くできるような人になれたら…と願うばかりです。
マタニティマークについてのさまざまなご見解はあるかと思います。
正直なところ、傷つくような言葉に出くわすこともあります>>>
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私の先輩が、かつて妊娠初期に駅のホームで意識を失い、
救急車で運ばれたことがありました。
その際、外見から妊婦であることが分からなかったばかりに
母子ともに危険な状態になったという前例があります。
マークをつけているが故に、
今回のように、人のご親切に
甘えさせていただく機会が増えているのは確かです。
しかし、少数とはいえ、実際に面と向かって
心無い言葉を浴びせかけてくる方もいらっしゃいます。
仕方のないことですけれど、
席を譲れと強要するつもりで身に付けているわけではないことは
ご理解いただきたいなぁ…と思うんです。
あと、遠くからさりげなく気を使ってくださってる方々、
ちゃんと見えてます。
たぶんあなた方が思ってる以上に、へろへろ妊婦は感謝してます。
ありがとうございます。