そのうさぎが8歳で亡くなりました。
思えば、そのうさぎは一人暮らしの私を慰める家族でもあり、
一人暮らしを決めた私の同志みたいな存在でした。
辛くても悲しくても、翌日には仕事に出なければいけません。
三人しかいない小さな事務所です。
一人は、無愛想かつ厳しくて、とっつきにくい上司。
もう一人は、気さくなおばさんパートの方です。
二人に囲まれて仕事をしていたのですが、
不意に涙が出てきて何度もトイレに駆け込むありさまでした。
昼休みにお弁当を食べながら、パートさんにウサギの話を聞いてもらい、
慰められて、涙を流したら、かなり気持が落ち着いてきました。
だけど、上司は
「だったらぬいぐるみでも買え」と一言。
しかもその日は、上司に急がなくてもよさそうな書類の残業を命じられ、
一人事務所でPCに向かっていました。
上司もさっさと帰ってしまい、遠慮なく涙をこぼしながら仕事をしていました。
そこに、送信者無記名のメールが一つ送られてきてビックリ>>>
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サブジェクトは「いままでありがとう」。
本文には次のようなことが書かれていました。
『○○(私)ちゃん、
○○ちゃんと会えて
とっても、とっても幸せだったよ。
一緒にいれてほんとうに幸せだった。
ありがとう。
ぜったいにまたいつか会えるよね。
いつも近くにいるよ。
だから元気だしてね。だいすきだよ。』
そして最後に、ペイントで描いたらしき下手くそなうさぎの絵が…。
送り主は上司のノートパソコンのアドレスでした。
次の日からも上司は、何も変わらず無愛想で厳しかったけど
そのメールは綺麗な紙にプリントアウトして自宅に飾ってあります。
でも本当、絵が下手ですね、××(上司)さん(笑)