毎朝、新聞配達をしている少年がいました。
一人のおじさんが少年に会ったので、
「おはよう!」と大きな声で挨拶をしました。
少年は、笑顔で会釈を返しました。
次の日もおじさんは大きな声で挨拶をしましたが、
少年は笑顔で会釈を返すだけでした。
おじさんは、少し不満げでした。
というのも、おじさんは会社員の指導関係の仕事に携わり、
こと挨拶についてはうるさかったのです。
おじさんは、配達所の所長さんに文句をつけに行きました。
「あの子供は人に挨拶もできないのか!」
と怒りました。
所長さんは素直に謝り、言いました。
「あの子は耳が聞こえず、しゃべれないんですよ。
学費も新聞の奨学金でやってましてね。
家が助かってるとお母さんも喜んでましてね」
おじさんは、はっとしました>>>
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おじさんは、自分の狭量を反省しました。
翌日、少年が新聞を配ると、
おじさんが画用紙を持っていました。
そこには、
『おはよう○○君、いつもありがとう』
と書いてありました。
少年は、グッときて泣きたくなりました。
おじさんに、何回も何回も、半泣きのお辞儀を繰り返しました。