1920年代のニューヨークで、
電話会社の役員が不思議な光景を目にします。
それは、タキシードを着た男性が、
マンホールを降りていく様子でした。
しかし、もっと役員を驚かせたのは、
マンホールから出てきた男性が、
自分の勤めるニューヨーク電話会社の社長、
バーチ・フォラカーだったからです。
役員はフォラカーに尋ねます。
「何か大きな問題が起こったのでしょうか」
社長が、マンホールに入っていたのですから、
そう考えるのは当然です。
しかし、社長からの答えは意外なものでした>>>
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「我が社のスタッフが、そこでケーブルを接続しているんだ。
だから、ちょっと話をしてきただけさ」
バーチ・フォラカーは、スタッフの行っている仕事が、
会社にとってどれだけ大切かを知らせるため、
仕事中のスタッフのもとを訪ねて話をすることを続けていました。
そして、いつしか彼は、
「1万人の友人を持つ男」と呼ばれるようになりました。
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“Our staff is there, connecting the cables. So, I just stopped by to have a little chat,” said Birch Folaker.
Birch Folaker continued to visit the staff at work to communicate how crucial their tasks were for the company, and over time, he became known as the “man with ten thousand friends.” This was to emphasize how valuable the work being done by the staff was to the company.