あるとき、そのうちの若い1頭が
水が入っていないプールに落ちてしまいます。
飼育員は象を救助するため、
作業の邪魔になる他の2頭を象舎に戻そうとしました。
しかし2頭の象たちはまったくその場を離れようとしません。
それどころか、落ちた象に鼻を絡めて、
引っ張り上げようとし始めます。
しかし、何度試みても、
うまくはいきませんでした。
そうしているうちに、年長の象までが
プールに落ちてしまいました。
最悪の事態です。
プールから救助すべき象が
2頭になってしまったのですから…>>>
スポンサーリンク
↓Facebookの続きは、こちらからどうぞ↓
ただ、年長の象の方は、
それほど慌てた様子ではありません。
経験豊富な年長の象は、足を上手に使って、
あっさりとプールから出ることができました。
するとどうでしょう。
それを見ていた若い象が、年長の象の真似をして、
何とかプールから這い上がることができたのです。
実は年長の象も若い頃に
プールに落ちたことがありました。
その時に得た経験を若い象に伝えようと、
年長の象はわざとプールに落ちたのです。
心優しく、また知能指数も高いと
言われる象らしいエピソードです。
3頭の象たちは鳴き声をあげ、
鼻を絡ませて無事を喜び合ったということです。